眠れないほど辛い肩の痛み
今回ご紹介するのは、四十肩・五十肩の症例です
夜も眠れなくなる痛みと動かしづらい肩は日常生活に大きく影響して辛いですよね
特に眠れないのは身体も辛いですが、精神的にも疲労してきます
四十肩・五十肩の方にお話を伺うと、とにかくまずは痛みなく寝たいと訴える方がほとんどです
よつ葉カイロプラクティックではこういった場合、どのように考えて施術していくのか?
実際の症例をご紹介しますので、あなたの参考にしてくださいね。
問診
50代 男性 デスクワーク
主訴:左肩の刺すような痛みと動かしづらさ
- 3ヶ月ほど前から左肩に違和感
- 特に原因は思い当たらない
- 最初は動かしづらい程度だった
- 2ヶ月前から刺すような痛みが出てきた
- 痛みで目が覚める
- 病院でのレントゲンには何も異常はなかった
その他に腰痛
〈既往歴〉
特になし
〈病歴〉
2年前に腰椎椎間板ヘルニア
糖尿病
検査
肩の状態
・左肩の可動域 (↓)
・右肩の可動域問題なし
・左の肩関節に可動制限
・左の肩甲骨に可動制限
・左の大胸筋の緊張
その他の状態
・脊柱の硬さ
・起立筋緊張
・左の大腰筋緊張
・頸部筋緊張
・T5/6の可動制限
経過と内容
初回施術
左肩関節の可動制限と脊柱の硬さによるものと考えて施術
脊柱の中でも胸椎の動きが固く、特にT5/6を調整
施術後は、肩の可動域も広がり動かしやすくなったことを確認
セルフエクササイズとして肩を動かしてもらうことを伝え終了
2回目以降の経過
2回目来院時、肩の痛みは変わらないが動かしやすくなっている
検査でも、肩の可動域が広がっていることが確認できた
4回目、腕を前からあげるのがだいぶ楽になっている
5回目、肩を回せるようになってきて、痛みも減ってきた
8回目、日常生活には影響がなくなってきた
コメント
五十肩は原因がはっきりせず、改善に時間のかかる症状の一つです
早くても半年、長いと1,2年かかることもあります
一度動かしづらくなっていくと、どんどん可動域が狭くなり大きく動かせない状態になります
肩が動かしづらい
↓
放って置く
↓
痛みが出てくる
↓
肩を動かさなくなる
↓
更に動かしづらくなり、痛みも強くなる
↓
肩以外の部分も動きが悪くなる
↓
肩が動かせなくなる+痛みが強くなる
こうした経過をたどっていることが多いです
ですので、肩はもちろんそれ以外の動きが悪くなった部分も調整し、ご自身で肩を動かしてもらうことが大切です
この症例でも、ご自身で気づいたときに肩を動かしてもらったので早期に改善しました
ただし、状態によっては動かすと逆効果になることもあります
よつ葉カイロプラクティックでは、お話を伺い検査をした上で身体の状態にあった施術、エクササイズを行っています
自己判断で行わずにぜひご相談ください。
お電話ありがとうございます、
よつ葉カイロプラクティックでございます。