【症例報告】足裏の痛みが施術を受けても改善しない

足裏の痛みが施術で改善していかない

今回ご紹介するのは、足裏の痛みの症例です

足裏の痛みといえば、足底筋膜炎(足底腱膜炎とも)

足をつくと鋭い痛みが出てしまうので、歩くのが怖くなってしまう方もいらっしゃいます

 

この方は、つらい状態を改善するために他院で施術を受けていました

が、なかなか改善せず困って来院されました

ひどいときは何もしなくても痛んでいる状態だったとのことです

こうなると本当に辛くてどうにかしたいですよね

 

結果としては、当院で施術を重ねて行き改善していきました

今では痛みも落ち着き生活されています

一体何が改善のキーとなっていたのか?

ぜひ最後まで読んで参考にしてください

 

 

問診

30代 女性 立ち仕事

主訴:両足裏の痛み

 

  • 2年半ほど前から仕事中に痛みが出始めた
  • 現在は体重をかけると痛い
  • ひどいと何もしなくても痛む
  • 他院で施術を受けていたがあまり改善しなかった

 

〈既往歴〉

マッサージ、整体、カイロプラクティックなど受けたが痛みがすぐに戻ってきた

 

〈病歴〉

特になし

 

〈その他〉

腰痛もある

仕事を掛け持ちしており、睡眠時間や食事などの生活リズムが不規則

 

 

 

検査

足の状態

・歩行 左足のつま先が内旋状態 両足ともに踵をつくときに痛み

・足底筋膜圧痛 左(+) 右(+)

・下腿三頭筋圧痛 左(+) 右(+)

・左長母指伸筋 筋力低下

・左の長指伸筋 筋力低下

・長母指屈筋、長趾伸筋 筋力低下

・距骨と踵骨 可動制限と圧痛

・距骨下関節の靭帯 圧痛

 

その他の状態

・L3/4 可動制限と圧痛

・縫工筋、薄筋 圧痛

・左の梨状筋 圧痛

・腸骨筋、大腰筋 圧痛

・C6/7、T6/7 可動制限

・広背筋 筋力低下

 

 

経過と内容

初回施術

まずは、足の関節をくまなくチェックし、痛みがある関節を調整

同時に骨をつないでいる靭帯、その周りにある筋肉も調整

再度歩いて確認すると痛みが減少

されに、うまく使えていない筋肉のエクササイズをしてもらうと、より痛みが減少

エクササイズをしてもらい経過を確認することにして終了

2回目以降の経過

2回目来院時、終わったあとも調子がよい状態が続いたとのこと

歩いてもらうと、右足の痛みはなく左のみ

足の筋肉を確認すると筋力低下がなくなり、改善が見られる

左の足を再度重点的に検査し調整

エクササイズのやり方を確認し、使えていない部分を更に細かく意識するようにしてもらいました

 

3回目、痛みはあるが以前ほどではない。右足は痛みがない

前回同様調整

エクササイズをしてもらうと、以前よりも力が入るようになっている

→ご本人も自覚あり

 

4回目、少し左のかかとが痛むくらい

左踵骨のねじれを調整

 

6回目、痛みが出てもきちんと睡眠を取れば良くなるようになった

 

8回目、それほど痛みはない

 

コメント

足底筋膜炎では、足の筋肉がうまく使えていないこと関節の動きが悪い状態がよく見られます

普段意識して使わない筋肉の状態が悪くなることによって負荷が大きくなってきます

特に足の裏の深部にある筋肉は、使っているつもりでも検査をすると弱いことが非常に多いです

 

足首より先は、たくさんの細かい筋肉と骨、そして骨をつなぐ靭帯で構成されています

どの部分の状態が悪いのか?

よつ葉カイロプラクティックでは細かく検査をして絞っていきます

そうすることで、施術とエクササイズを効果的にすることができるのです

今回のケースでも、細かくみることで効果を維持することができました

 

なかなか改善しない足底筋膜炎でお困りでしたらぜひご相談ください

 

よつ葉カイロプラクティック