四十肩・五十肩に年齢は関係ない
今回ご紹介するのは、20代の肩の痛みです
「えっ、若い人でもなるの?」
そんなふうに思ったんじゃないでしょうか
四十肩・五十肩と呼ばれるくらいですからね
実際に40代50代の方がなることが多いですが、年齢が若くてもなります
むしろ、若いから大丈夫と根拠のない自信がある方が危険かもしれません
よつ葉カイロプラクティックではこういった場合、どのように考えて施術していくのか?
実際の症例をご紹介しますので、あなたの参考にしてくださいね。
問診
20代 男性 会社員
主訴:右肩の痛み
詳しく伺うと
- 一週間前に重いダンボールを持って痛くなった
- 何もしなくても痛みがある
- 当初は夜も痛みがあったが今は大丈夫
- 徐々に動かせるようなっている
- 以前より肩を動かすと音がする
- 病院のレントゲンでは問題なし
右肩甲骨の内側にも違和感がある
〈既往歴〉
特になし
〈病歴〉
10年前に右大腿骨骨折
→手術後、メスを入れたところに感覚がない
10年前に右鎖骨骨折
1年前くらいはウェイトトレーニングをしていたが、現在はしていない
そろそろトレーニングを始めたいと思っている
検査
肩の状態
・肩の可動域 (↓)
・肩関節の可動制限
・右肩甲下筋、大胸筋胸骨部と鎖骨部の筋力 (↓)
・右肩甲下筋、棘下筋、大胸筋緊
・前鋸筋、広背筋 筋力低下 (ー)
その他の状態
・胸椎2番と8番に可動制限
・起立筋緊張
・右大腿骨大転子付近の感覚がない
経過と内容
初回施術
肩甲下筋と大胸筋の筋力低下により可動域の低下と肩の痛みがでていると考えて施術
同時に胸椎2番と8番の可動制限も調整
施術後は、肩の可動域が広がり筋力低下もなくなった
実際に動かしてもらい、動かしやすさを確認して初回は終了
2回目以降の経過
2回目来院時、前回よりは動くかなって感じがする
可動域をみると動きで痛みが出ないことを確認
3回目、悪くない状態
可動域では、前回よりも引っかかりなくスムーズに動いている
5回目、全く痛みも違和感もない
再検査として、筋力検査を行うが各筋肉問題なし
コメント
若年性の肩の痛みでしたが、実際は大きな負荷がかかったことによって痛みが出たと考えられます
流れとしては、
肩の動きに重要な肩甲下筋や胸にある大胸筋に負荷が掛かる
↓
肩甲下筋と大胸筋の筋力低下
↓
肩が支えきれなくなる
↓
痛みが出てくる
といったものが推測されます
身体のどこに問題があって今の状態とどう関連しているのか?
それを知るために、よつ葉カイロプラクティックでは問診と検査を詳しく行います
やみくもに施術をして悪化しては困りますよね
自分の身体の状態を詳しく知ることが改善への一歩となります
肩の痛みがずっと続いて改善していかないんじゃないか
そのようにお困りでしたらぜひご相談ください
一緒に身体の状態を確認して解決法を探していきましょう
お電話ありがとうございます、
よつ葉カイロプラクティックでございます。